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陽電子の利用

意外と知らない真実。
このようなことが起こっていたようです。


陽電子は物質内に侵入すると、物質内の原子の核外電子(特に価電子、伝導電子)と対消滅し、数本のγ線となる。また、対消滅の起こる前に、準安定状態の電子?陽電子対ポジトロニウムを作る場合がある。

電子と陽電子の対消滅により放出されたγ線のエネルギー分布の観測から、電子の運動量密度分布を求めることができ、また、物質中に陽電子が入射してから電子と対消滅するまでの時間スペクトルの時定数を陽電子寿命と呼び、これを調べることにより物質中の空孔型欠陥を調べることができる。


発見
1928年、ポール・ディラックがディラックの海という空間にできる穴の形で、初めて正電荷を持つ電子、いわゆる反電子の存在の仮説を立てた。

1932年にカール・デイヴィッド・アンダーソンが、鉛板を入れた霧箱を用いてそのような性質を持つ粒子の観測に成功し、プラスの電荷を持っていることから「陽電子」 (positron) と命名した。アンダーソンは、ポジトロンと対にするため、電子の正式な名称をエレクトロンからネガトロン (negatron) に変更する運動を起こしたが、失敗に終わっている。


陽電子の利用
医療用として、ポジトロン断層法を用いたがんの発見などに利用される。日本ではがん診療への利用のみならず、がん検診としても利用されている。しかし、がん検診としてこの手法単独では部位によっては見落とされる場合もあるため、他のガンマーカーとの併用が望ましい。また、検診に関しては自費診療となる事から費用面における問題点も残されている。

材料分野においては、半導体の空孔型欠陥の検知(密度や種類の測定)や、ポリマーの自由体積の測定などにも利用できることが知られているが、主に研究室レベルで用いられており、産業利用の裾野が十分に開拓されていない。

引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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2008年03月05日 19:01に投稿されたエントリーのページです。

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